北朝鮮旅行記**2日目-中編**
丹東駅で出国手続きを無事に済ませ、とうとう北朝鮮へ出国です!
【丹東駅出発前】
ホームに出ると、北朝鮮行の列車がすでに到着していました!
た、高まるーーーー\(^o^)/
いったん座席に荷物を置きに行きます。
荷物を置いた後はパスポートの返却を待つために再びホームへ。
(返却と同時に乗車が許可されます。)
一人でボーっと待っていると、中国人の少年が英語で声をかけてくれました。
中学生くらいかなーと思っていたら、なんと22歳の大学生!少年じゃないね。。
向こうも私を大学生だと思ってくれたらしいwwごめんね、アラサー喪女でww
彼も一人で北朝鮮へ旅行するんだってー!
(喪女ベルトを忘れて腰パンになっている恥ずかしさったら…)
なんて話をしていたら、中国人がたくさん寄ってきた(゚Д゚;)
ど一人で北朝鮮に行く日本人喪女がめずらしいようで、写真を撮ってほしいと頼まれたw
(すべて大学生BOYが通訳してくれました)
モテ期到来か!?ってくらい写真を頼まれて、ちょっと芸能人気分を味わいました。
他にも中国人親子(高齢のお母さんと息子さん)と仲良くなって、嬉しかった!
息子さんが英語を話せて色々お話ししたんだ~。
お母さんも英語は話せないけど、すっごく可愛がってくれて優しい方でした。
……私、この旅を通してコミュ力向上してないか!?
10時発の予定だったけど、ちょっと押して10時10分頃にようやくパスポート返却。
パスポートをもらって電車に乗り込みました。
【丹東駅~新義州駅】
寝台列車は3段ベッド。
3段ベッド×2列で一部屋(?)なので、6人が一緒の部屋(?)で過ごします。
私のところは、中国人(華僑?)3人、北朝鮮人2人、私の6人でした。
やっぱり日本人がいることで驚かれましたw
北朝鮮人のスギちゃんに似ている男性が少し英語を話せたので、通訳をしてくれました!(^^)!
予定より遅れて、10時15分に丹東駅出発!
すぐに国境の川を渡ります。
右側(ビルがあるほう)が中国、左側が北朝鮮。
ワクワクが止まらない私。
川を渡り終わると、北朝鮮の遊園地が現れました。
観覧車、よく見ると骨組みだけでちょっと怖い。。
【新義州駅で入国手続き】
丹東駅から数分で新義州駅に到着。
すると北朝鮮の軍人さんたちが列車に乗り込んできました。
新義州駅で入国手続きと荷物チェックが行われます。
入国手続きのために、ビザとパスポートを渡します。
そして入国申請?と税関の書類をもらって、記入しながら荷物チェックを待ちます。
その間、やっぱり日本人が珍しいからか「イルボンイルボン」言いながら軍人さんたちがやってくるw
何をするわけでもないけど軍人さん来るとドキドキするw
女性の軍人さんからボディーチェックを受けたあと、男性の軍人さんによる荷物チェック。
荷物チェックは思ったよりもゆる~い感じだった。
キャリーバッグを空けて、目視とポーチの中身の確認のみで終了。
あ、変圧器を見て「これ何?」って言われたけど、英語出てこなかったから「バッテリー」って言ったら納得してたw
手荷物検査では、カメラ、i phone、本(Nのために、ハングルの教科書、クロスワード雑誌)を軍人さんに預けて中身チェックを受けました。
カメラとi phoneのデータは1つも消えることなく戻ってきて安心した(*'ω'*)
「Nのために」は本の内容を聞かれたから「ミステリー」って言っても通じなくて「ラブストーリー」で通じました。
事前にインターネットで「軍人さんにはタバコをあげると対応が良くなる…」とあったのでタバコを持って行ったんだけど、最初から超フレンドリーだったしタバコをあげるタイミングもなかった…。
でもスギちゃん似の北朝鮮人はタバコを3箱軍人さんにあげていました。
(実は降車するときに、スギちゃんには軍人さんのチェックした荷物のほかにも大量の荷物が隠されていたwもしかして……わいろ?)
そんなこんなで無事に新義州駅での入国手続きは終了。
乗客全員の荷物をチェックするので時間がかかり、新義州駅を出発したのは昼の12時すぎでした。
約2時間の新義州駅、盛りだくさんだったのであっという間に感じました。