北朝鮮旅行記**1日目-中編**

◆大連空港~大連北駅◆

私が北朝鮮に入国するよりも不安だったのが中国。

中国語が全く分からない!

漢字は不得意!

そして中国人に言われた「中国人は日本人嫌いだから、日本人だってバレないようにね」が怖すぎる!

中国についてからの自分の動きは何度も何度もシミュレートしたど…

不安で不安でどうしようもなかった。

…というわけで中国国内の写真はほとんどありませんw

いっぱいいっぱいでしたw

【大連空港から大連北駅へ】

大連空港に13:20着。

入国審査に向かっていると「VISA」の文字が見えて焦る。

え、中国もビザいるんだっけ!?何も申請してない、どうしよう・・・・!!

急いでネットで確認しようと思っても、auの「世界データ定額」アプリはエラーばかりで使えない(゚□゚;)

心臓バクバクしながら入国手続き…、無事でした~~~~~~ε('∞'*)フゥー

パスポートに判子押してもらって、預けた荷物もGETして、無事に入国。

国際線出口を出てタクシー乗り場へ。

事前に白タク(違法タクシー)の勧誘がひどいと聞いていたけど、本当にひどかった!

中国語が分からないから無視して歩くけど、ストーカーのように付きまとって中国語でひっきりなしに話しかけてくる。

勧誘したいならせめて英語で話しかけてこいやーヽ(`⌒´)ノ笑

恐怖を感じながらタクシー乗り場まで何とか到着。

タクシー乗り場には着いたもののタクシーは一台もいないし、白タクのおっちゃんは絶えず話しかけてくるしで不安が募り…。

前に並んでいたお姉さんに、英語で「ここタクシー乗り場ですか?」と聞いたら、はてなマーク。

どうしようと焦ってたら、お姉さんが「日本人ですか?」とまさかの日本語で返してくれた!

女神降臨( ;∀;)

大学で日本語を専攻し、日本にも留学していたというお姉さん…。

白タクのおっちゃんと交渉し、撃退してくれました。

さらに、「たに子さん一人にしちゃうと、また勧誘されちゃうから先に乗ってください」と言って順番をゆずってくれた!

そのうえ、タクシーの運転手さんに行先などなどお話ししてくれるという優しさ…。

もう涙目になりながらお姉さんにお礼を言いました!

タクシーの運ちゃんもとても親切な方だった。

大連北駅の切符売り場前に停めてくれて、わざわざ切符売り場まで案内してくれた(´;ω;`)

白タクの言っていた値段より20元も安かったし、おつりいらないよ!って言っても首を振って細かい端数まで計算してくれた!

・・・・・あれ、中国の人優しい!?と思い始める私。

【大連北駅から丹東駅へ】

無事に大連北駅に到着し、高速列車の切符を買います。

切符売り場のお兄さんは英語が通じないので、翻訳アプリを使ってなんとか切符ゲット。

中国語で身分証の提示をお願いされたけど理解できない私がポカーンとしていたら、後ろに並んでいたお姉さんが「パスポート」って教えてくれました。

お姉さん…ありがとう!

無事に切符を買って駅構内に入ったものの、ホームがたくさんあって呆然…。

近くにいた親子(?)に声をかけると、やっぱり英語通じないorz

切符を見せて身振り手振りで話すと、無事に伝わったようで親子で確認してくれました。

お父さんに「イーベ?(たぶん日本人)」って聞かれて、思わず「うん」と言うと、ニコッと笑ってくれました。

中国語で「息子に任せろ」的なことを言ったのかな?

息子さんのほうを見ると手招きしてくれて、なんとそのままホームまで連れて行ってくれました( ;∀;)

や・・・・優しい!!!!!!!!!!!!

たくさんの優しさに触れて無事に高速鉄道に乗車。

車内は超満員でしたが指定席だったので座ることができました。

さすが中国!

大声で騒いだり、大音量で映画や音楽を聴いたり、ふつーに電話したり。

なかなか日本の新幹線では見ることができない光景でした。笑

約2時間半の乗車を経て、丹東駅に到着しました!