北朝鮮旅行記**1日目-後編**
◆丹東駅~ホテル◆
大連北駅から騒々しい高速鉄道に乗り、2時間半かけて丹東駅に到着。
↑ホテルから見た丹東駅
丹東駅の前には大きな銅像が建っていたけれど、余裕なくて写真無しw
警察が常駐していたのでちょっと安心した。
困ったら頼れるもんね!(英語通じるかわかんないけど)
駅のロータリーを渡って大通りに出ると、ホテルの客引きがすごい。
いやいや、私ホテル決まってますから~♪と余裕こいて地図を見ながらホテルへ。
ちなみに私が泊ったホテルはコチラ。
丹東駅から10分もかからないで着くはずだけど…・着かない(;^ω^)
歩いても歩いても…着かない(;^ω^)
気が付けばビジネス街付近まで来ていて、おかしいな~と感じて近くのお姉さんに聞いてみる。
英語がなかなか通じないから地図を見せると、お姉さんもわからない…。
お姉さんが走ってるバイクのおじさんを呼び止めて確認してくれたw
そしたら進行方向を指さしてGO!!って言ってくれた(*'▽')
安心して先に進む私。
ようやく地図の付近に着いたけど、どこにもホテルはない(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)
ここでi phoneのマップ機能を思い出した私w
さっそくホテルの名前を入れて検索すると…、駅の目の前/(^o^)\ナンテコッタイ
サイトの地図で表示しているホテルの場所が、実際のホテルの場所じゃなかった(# ゚Д゚)
ここまで30分かけてきて、また30分かけて戻らなきゃいけないことに・・。
23kgのキャリーバッグを引きずりながら、結局1時間かけてホテルに到着。
受付のお姉さんも英語あまり通じず(・・;)
単語だけでやり取りをして無事にチェックイン。
中国のホテルはデポジットでお金を取られるんだね~。衝撃。
これ知らないとドキドキしちゃうよね!予約時にクレジットで支払い済なのに!
エレベーターを乗るのにカードキーをかざすっていう説明がなくて、部屋に行くまでも時間がかかったけどw
優しいエレベーターボーイのお兄さんが助けてくれたよ!ありがとうお兄さん!
部屋はちょっと奮発して四つ星ホテルにしたよ。
一人でこれだけ広いお部屋なら満足です\(^o^)/
明日の打ち合わせを電話でして…。
移動で疲れすぎた私は夕飯も食べずに即就寝でした。
…と言いたいところだけど。
車のクラクションがうるさすぎてなかなか寝付けず(#^ω^)
深夜までずーっとブーブービービー鳴り響いてて、やっぱり中国を感じましたw
1日目で感じたことは、
中国人、すごい優しい!でもマナーは…(´・ω・`)でしたw
北朝鮮旅行記**1日目-中編**
◆大連空港~大連北駅◆
私が北朝鮮に入国するよりも不安だったのが中国。
中国語が全く分からない!
漢字は不得意!
そして中国人に言われた「中国人は日本人嫌いだから、日本人だってバレないようにね」が怖すぎる!
中国についてからの自分の動きは何度も何度もシミュレートしたど…
不安で不安でどうしようもなかった。
…というわけで中国国内の写真はほとんどありませんw
いっぱいいっぱいでしたw
【大連空港から大連北駅へ】
大連空港に13:20着。
入国審査に向かっていると「VISA」の文字が見えて焦る。
え、中国もビザいるんだっけ!?何も申請してない、どうしよう・・・・!!
急いでネットで確認しようと思っても、auの「世界データ定額」アプリはエラーばかりで使えない(゚□゚;)
心臓バクバクしながら入国手続き…、無事でした~~~~~~ε('∞'*)フゥー
パスポートに判子押してもらって、預けた荷物もGETして、無事に入国。
国際線出口を出てタクシー乗り場へ。
事前に白タク(違法タクシー)の勧誘がひどいと聞いていたけど、本当にひどかった!
中国語が分からないから無視して歩くけど、ストーカーのように付きまとって中国語でひっきりなしに話しかけてくる。
勧誘したいならせめて英語で話しかけてこいやーヽ(`⌒´)ノ笑
恐怖を感じながらタクシー乗り場まで何とか到着。
タクシー乗り場には着いたもののタクシーは一台もいないし、白タクのおっちゃんは絶えず話しかけてくるしで不安が募り…。
前に並んでいたお姉さんに、英語で「ここタクシー乗り場ですか?」と聞いたら、はてなマーク。
どうしようと焦ってたら、お姉さんが「日本人ですか?」とまさかの日本語で返してくれた!
女神降臨( ;∀;)
大学で日本語を専攻し、日本にも留学していたというお姉さん…。
白タクのおっちゃんと交渉し、撃退してくれました。
さらに、「たに子さん一人にしちゃうと、また勧誘されちゃうから先に乗ってください」と言って順番をゆずってくれた!
そのうえ、タクシーの運転手さんに行先などなどお話ししてくれるという優しさ…。
もう涙目になりながらお姉さんにお礼を言いました!
タクシーの運ちゃんもとても親切な方だった。
大連北駅の切符売り場前に停めてくれて、わざわざ切符売り場まで案内してくれた(´;ω;`)
白タクの言っていた値段より20元も安かったし、おつりいらないよ!って言っても首を振って細かい端数まで計算してくれた!
・・・・・あれ、中国の人優しい!?と思い始める私。
【大連北駅から丹東駅へ】
無事に大連北駅に到着し、高速列車の切符を買います。
切符売り場のお兄さんは英語が通じないので、翻訳アプリを使ってなんとか切符ゲット。
中国語で身分証の提示をお願いされたけど理解できない私がポカーンとしていたら、後ろに並んでいたお姉さんが「パスポート」って教えてくれました。
お姉さん…ありがとう!
無事に切符を買って駅構内に入ったものの、ホームがたくさんあって呆然…。
近くにいた親子(?)に声をかけると、やっぱり英語通じないorz
切符を見せて身振り手振りで話すと、無事に伝わったようで親子で確認してくれました。
お父さんに「イーベ?(たぶん日本人)」って聞かれて、思わず「うん」と言うと、ニコッと笑ってくれました。
中国語で「息子に任せろ」的なことを言ったのかな?
息子さんのほうを見ると手招きしてくれて、なんとそのままホームまで連れて行ってくれました( ;∀;)
や・・・・優しい!!!!!!!!!!!!
たくさんの優しさに触れて無事に高速鉄道に乗車。
車内は超満員でしたが指定席だったので座ることができました。
さすが中国!
大声で騒いだり、大音量で映画や音楽を聴いたり、ふつーに電話したり。
なかなか日本の新幹線では見ることができない光景でした。笑
約2時間半の乗車を経て、丹東駅に到着しました!
北朝鮮旅行記**1日目-前編**
北朝鮮旅行にはいくつか種類がありますが、中国から飛行機か電車で入るものが一般的です。
私は貧乏喪女なので、中国の丹東から電車で入国する方法をとりました。
というわけで、1日目は日本から中国までひたすら移動することになります。
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◆新潟空港~仁川空港~大連空港◆
ドキドキの出発日!
新潟空港では荷物検査でネームタグが壊される(゚Д゚;)というハプニングがあったものの、無事にチェックイン!
【KE764便で仁川空港(ソウル)へ】
新潟空港から大連空港までの直行便はないので、まずは仁川を目指します。
今回の旅では、機内食変更も楽しみの一つ(*'▽')
事前に予約しておけば、ベジタリアン用とかフルーツのみなどなど選べちゃう♪
さらに一番最初に持ってきてくれるのでちょっと優越感を味わえますw
新潟~仁川間では「シーフード」を選びました。
野菜がシャキシャキで美味しかった~。
そういえば機材変更で予約していた席から別の席に移動になりました。
が!お隣には誰も座らなかったから、のびのび過ごすことができてよかった(^^♪
疑問だったのは、出発前に非常時の説明が一切なかったこと!
短距離路線でもあるよねえ??
あと、日本語が一切なくて英語or朝鮮語だったのも驚きでした。
無事に仁川へつきトランジット。
入国手続きをしなくていいから楽ちんでした。
出発ラウンジにも無料の充電スペースと無料Wi-Fiがあったのも嬉しかった!
約1時間の乗り換え待ち、ここで中国上陸に向けて最終確認できました。
【KE870便で大連空港へ】
新潟~仁川間と逆でお隣には韓国人夫婦が。
とにかくマナーが悪い&臭い…。
奥さんが清潔感がなくて…髪がベタベタで…臭いが辛かった。
そんな中での機内食。
「フルーツのみ」に変更。
機内食食べたばかりだったから、フルーツのみにしておいて良かった~!
バナナは重くて食べられなかったけど、どのフルーツも甘くて美味でした♡
ちなみに通常の機内食はサンドイッチでした。
1時間20分のフライトはあっという間…。
一番不安な「中国」にとうとう到着してしまったのでした。
北朝鮮旅行記**キッカケ**
私が北朝鮮に興味を持ったのは中学生の頃。
ちょうど北朝鮮の拉致被害に関するニュースが毎日のように流れていて、金正日の独裁や隠しカメラで撮られたような国内映像を頻繁に目にする機会がありました。
日本とは全く違う、隠しカメラでしかわからない「謎の国」に興味を持った私は、それから北朝鮮のニュースに着目するようになりました。
ただどれを見ても同じような報道ばかり。
軍事パレードが行われた、とか。
金正日の独裁がひどい、とか。
ミサイルが発射された、とか。
確かにきっとそうなんだろう。
でも、きっと毎日パレードが行われているわけではないし、毎日ミサイルを発射しているわけでもないだろう。
じゃあ、あの国の本当の姿はどこにあるんだろう?
その姿を自分の目で見てみたい、と思ったことがキッカケでした。
と仰々しく書いてみましたが、本当の本当の本当のキッカケは、
韓国のキムチと北朝鮮のキムチの味に違いはあるのかな~?
本場のキムチを両方食べに行きたい!
と小学生の頃に思ったのが本当のキッカケだよ!(^^)!
中学生ながらに北朝鮮に行きたい!っていう思いは強くって。
高校進学のときは、「総合学科でハングルの授業がある!」という理由で家から1時間半かかる高校に進学したり。
大学でも第三外国語に「韓国語」を選んでみたり。
(ちなみに10年近く経ったから、高校大学で勉強したものは99%忘れたw)
こんな経緯で、北朝鮮旅行を決意しました!